2017年7月4日火曜日

『自転車の教科書―身体の使い方編』

自転車を生活に入れてから、自転車が気になってしょうがないこの頃。

思いつくキーワードで検索しては、ヒットするサイトをむさぼり読んでいます。

その中で、『MINI VELO 道(ミニベロロード)』というサイトの「ミニベロの乗り方・姿勢は「おじぎ乗り(やまめ乗り)」が最適な8つの理由」という記事で『自転車の教科書』という本を知り、読んでみました。




紹介されていたのは『自転車の教科書』なのですが、読んだのは続編の『自転車の教科書―身体の使い方編』です。

本書でいう自転車はロードバイクのことです。

で、本書で語られている哲学が、自転車のことであるはずなのに、異なる競技である自分のテニスにも通じるところがあって、面白かったのです。

競技が異なるので、個別の身体の使い方はもちろん違うと思うのですが、本書が行き着くところとする「軸」「荷重移動」「おじぎ」「脱力」は、テニスでも「軸」「体重移動」「骨盤」「脱力」に相当して、ほぼほぼ同じではないのかなーと思いました。

異なるのに似ていると感じるのは、その競技に求めるものが似ているからなのでしょうね。

例えば勝ち負けが重要な意味をもつ錦織の所属するプロテニスの世界と、趣味で身体を動かしているアマチュアテニスの自分の世界とでは、同じテニスであっても、異なります。


本書が自転車に求めているものは、「年齢を重ねていっても自転車に乗ることを通して、自分の思い通りに身体の隅々まで動かせることや、しなやかな身体を作ること p.178」で、これは自転車に乗ることをテニスに置き換えれば、そのまま生涯スポーツとしてのテニスに当てはまります。

なので本書は、自転車はもちろん、他のスポーツや身体を動かしている方が読んでも、その目的が上記のようなものであれば、なにがしか得るものがあるかもしれません。

自分がテニスの大きなところを見失っていたと気付かされたからなんですけどね。

趣味として身体を動かしている方に、よい本です。